CTとMRにおける出血像の違い

CTとMRにおける出血像の違い

CTとMRIの出血像

 

同日に撮像されたCT画像とMR画像である。
右被殻に亜急性期脳出血(△)、左視床に急性期脳出血(⇒)を認める。
典型的な出血の画像であるが、MR画像をみると右被殻出血の方が左視床出血より高信号を呈している。磁化率効果により低信号化している左視床出血の方が急性期である。
MR画像は複数のシーケンスを組み合わせて診断するため、各シーケンスの特徴を理解しておく必要がある。

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